グローバル化する内容で楽しめた、小説『警視庁公安部・青山望 爆裂通貨』(濱 嘉之)

 このシリーズもグローバル化しています。

ハロウィンの渋谷で、マリオの仮装で見事な行進をする集団が注目を集めていた。直後にATM爆破と殺人が同時多発! しかもハワイでも――これは国際テロの予兆なのか? 警視庁公安部のエース青山望が同期カルテットと共に辣腕を発揮。日本の隙に忍び寄る北朝鮮の影を追う! 公安を知りすぎた著者の迫真シリーズ第11弾。
(小説のあらすじより)

 世間もグローバル化していますが、この物語シリーズもグローバル化しています。そのグローバル化しつつある物語を、現実の世界についても考えさせられるようで、物語を興味深くも、楽しめました。

 主人公・青山の活躍、そして、同期カルテットとの関係を、今回も楽しめ、気軽に楽しめる内容となっていました。
 内容は、あらすじにある通りなので省略しますが、気軽に何気に読める一冊となっています。

 そして、小説の内容がどこまで? ってなるぐらい考えさせられました。