書店で物色していたら、この本のタイトル「考える練習」の文字が飛び込んできました。
「頭の中の「使っていないソフト」を動かす。
・「自分の命が何より大事」というのは本当だろうか?
・「論理的」イコール「正しい」とは言えないのではないか?
・「人は死なない」と考えることもできるのではないか?
論理に縛られて「テンプレート化した発想」から抜け出すための12講
(本の帯より)」
正直、思っていた内容とは違った感じです。考える練習ということですが、内容は確かに考える練習とはいえるのかもしれませんが、著者が著者の考えを延々と述べていくという展開。それも、変に答えがないような展開で、答えを求める人にとっては、ちょっと複雑な内容かもしれません。
それはそれで、OKだと思いますし、答えなんて、なかなか簡単に出るものではありませんから。そういうことから、著者の考えが展開されて、ちょっとした視点や考えを述べて、モノゴトの答えのヒントになるぐらいで、展開されていくことには、そこから考えることが読者に求められているのかなっと。
一般社会では、どこか当たり前の考え方など、普通だろうって言う考え方に対しても、どうなんだろうっというきっかけをつくってくれたり、と視点を変えること、考え方を軟らかくさせてくれる内容でした。
(☆☆☆)(☆5満点、☆=1、★=0.5)