何気に面白かった、小説『放たれた虎』(ミック・ヘロン)

 前作から読んでいて、続編と思い読んでみたら、何気に面白かった。

英国の落ちこぼれスパイたちの吹きだまり〈泥沼の家〉では、今日もボスのジャクソン・ラムのもと〈遅い馬〉たちが退屈な業務に向かっていた。ところが、そのひとりでラムの秘書のキャサリンが、何者かに拉致された! 犯人から指示を受けた〈遅い馬〉のカートライトは、彼女の身の安全と引き換えに、本部に厳重に保管された情報を盗み出すことになるが……〈泥沼の家〉の存亡をかけて、落第スパイたちの奮闘がはじまる!
(小説のあらすじより)

 何気に面白かったというのが正直なところ。

 ただ、めちゃめちゃ夢中になるというより、何気に面白いというのが(笑)。

 スパイものでも、こんなスパイものも十分に楽しめるものです。

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