この映画シリーズも結構続いていて、今作もすごく楽しめました。
誰よりも仲間を愛し大切にしてきたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。だが、彼の行動には謎のサイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関与していることがわかる。レティ(ミシェル・ロドリゲス)やローマン(タイリース・ギブソン)らはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組むが……。
敵にしたら怖いドミニクが仲間を裏切るという展開は、物語の行方を気にさせる要素大でした。序盤のドミニクとレティの関係からはありえない展開に、ドミニクの裏切りの背景がどんなものか、すごく気になりつつ、そんな中でも、スリリングな展開でボリューム満点で楽しめました。
ドミニクを追う仲間たちとの関係は、気軽に楽しめるようで熱くさせられて、そこに気軽に見れるユーモア溢れる工夫もあり、重たすぎではなく、気軽にも楽しめる内容でした。
デッカート・ショウ役を演じるジェイソン・ステイサム。映画「トランスポーター」でクールで熱い主人公を演じていますが、ここでは敵の雰囲気に、ちょっとしたコミカルさが加わったのは面白かった。それでも、アクションシーンは見事!