戦国武将達が、「なぜ、うまくいかなかったのか」を分析した『「戦国大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた』(瀧澤 中)

 戦国武将達が「なぜ、失敗してしまったのか?」ということを分析した内容。

名将と謳われた者、圧倒的な権威者、有能な二世、将来を嘱望された重臣……。戦国乱世の時代、本来「敗れるはずのなかった者」がなぜ敗れたのか? 本書は、強大な大名の“政治力”が失われていく過程を考察し、現代にも通じるリーダーが犯しがちな失敗の教訓を学ぶ。「武田勝頼の致命傷」「織田家臣団の有能ゆえの危険な未来」など、彼らが天下を取れなかった理由がここにある! 文庫書き下ろし。
(本の概要より)」

 戦国時代の有名な武将が、「なぜ、敗れていったのか?」その背景を分析していて面白かったです。
 取り上げている人物は、武田勝頼足利義昭柴田勝家明智光秀石田三成豊臣秀頼などといった人物達。その取り上げられている人物達がなぜ、うまくいかなかったかということが検証されていました。
 そこそこ面白い内容でした。

5/10)